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贈与ってなに？でふじくんが、相続税を払うくらいなら人にあげちゃって税金を回避したほうがいいって言ってたよね？それは誰しもが考えることなんだ。
そうなってしまったら、国としては税金が何も取れなくなってしまう。
だから贈与税っていうものができたんだ。

さらに、贈与税は相続税の税率よりも高い税率になっているんだ。

つまりふじくんの言う通り、生きているうちは贈与税、死んだら相続税、これが財産が移るときにかかる税金になるんだよ。

贈与税は、AからBに財産がタダで移った時に発生するよ。
財産が移るケースは以下の4つがあるんだ。

① 個人　から　個人　へ
② 個人　から　会社　へ
③ 会社　から　個人　へ
④ 会社　から　会社　へ

この場合、贈与税が発生するのは①の個人から個人の場合のみ 。
他の3つは贈与税は発生しないよ。
ちなみに、贈与税は贈与を受け取った人にかかる税金なんだ。
つまり、タダで財産をもらった「個人」にかかってくるよ。

例えば、10,000円のお小遣いをあげたからって、それには贈与税はかからない。
つまり、財産をタダであげてもかからないこともあるんだ。
贈与税が発生するのは財産の金額によるよ。
もらった財産の金額が110万を超えた場合は贈与税が発生するんだ。
それ以下の金額の場合は贈与税を払う必要もないし、申告の必要もないよ。

言い換えれば、110万円は贈与税の基礎控除額になるんだ。
これは1月1日から12月31日までの1年間にもらった財産の合計で判断するよ。