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どんな財産に相続税がかかるの？
- それは細かく分けると色々あるんだけど、ズバリ一言でいうと
被相続人が亡くなった日にもっていた、金銭で見積もることの出来る全ての財産のことを「相続財産」 というんだ。
代表的なものが、土地・借地権・建物・現預金・株式など だよ。 
「お金に変えられるものは全て財産っていうんだね」
具体的には以下のものが相続財産に数えられるよ。
種 類 細 目
土地 宅地、田畑、山林、その他の土地 土地の上の権利 借地権、耕作権 など 建物 家屋、庭園設備、構築物 現預金 現金、小切手、普通預金、定期預金、当座預金 など 有価証券 株式、出資、公債、社債、貸付信託、証券投資信託 など 家庭用財産 家具、什器、自動車、貴金属、宝石、ゴルフ会員権、書画骨董 など 事業用財産 書品、製品、売掛金、機械器具、自動車 など その他 貸付金、未収入金、電話加入権、著作権 など
もらった財産にも相続税がかかる？
ここで注意しなければならないことがあるよ。
被相続人から、亡くなってしまう3年以内にもらった財産にも
相続税がかかってしまうんだ。
「え！！そうなの！？」
本来、生前にもらった財産には、亡くなった日においては相続税の対象にはならないんだけど、生前3年以内にもらった財産には相続税がかかるルールなんだ。
ちなみに財産価値の金額は、生前にもらった時の価額になるよ。
申告の時には注意しなければならないから、頭に入れておいてね。
「いろいろ複雑なルールがあるんだねぇ。」
- 実際相続となると、どれに相続税がかかるのかよくわからないものなんだ。
すぐに答えが出せない複雑なケースもあるから、その場合は専門家に相談するといいよ。
「さっきから“財産”って言葉が何度も出てくるけど、具体的に何を財産っていうの？」