① 本来の相続財産
相続や遺贈によってもらった被相続人所有の財産
② みなし相続財産
被相続人が保険料を支払っていた生命保険金、死亡退職金
③ 生前3年以内に贈与でもらった財産(どんな財産にかかるの?を参照)
亡くなる日前3年以内に被相続人からもらった財産
④ 非課税財産
相続や遺贈によってもらったお墓・仏壇・生命保険や死亡退職金の一部
⑤ 債務控除
被相続人の債務、被相続人にかかる葬式費用
⑥ 課税価格
相続や遺贈によって財産をもらった人の「相続税がかかる金額」
「え、ちょっと待って。そもそも財産の計算ってどうやるの?
それがわからないと計算できないよ」
ここで出た税額に相続税の速算表の税率をかけて、それぞれを合計したものが相続税の総額だよ。
<相続税の速算表>
仮定計算の金額 |
税 率 |
控除額 |
1,000万円以下 | 10% |
ー |
---|---|---|
1,000万円?3,000万円 | 15% |
50万円 |
3,000万円?5,000万円 | 20% |
200万円 |
5,000万円?10,000万円 | 30% |
700万円 |
10,000万円?30,000万円 | 40% |
1,700万円 |
30,000万円以上 | 50% |
4,700万円 |
<計算例>仮定計算の金額が15,000万円の場合
15,000万円×40%-1,700万円=4,300万円
「ちょっとやっぱり難しい気がするなぁ」
「相続税について段々わかってきたんだけど、
そもそも相続税って一体いくら払えばいいの?」