「なんだかいきなり難しそうなのが出てきたぞ…。ついていけるかな?」
路線価方式とは、宅地が面している道路につけられた値段、
つまり路線価によって評価する方法だよ。
「丸で囲まれていたり数字が書いてあったりと、すぐには読めそうもないね…」
「これならすぐに計算できそうだね」
「僕の知り合いで、土地を人に貸している人がいるけど、貸している土地も同じように評価するの?」
「借家ってあるよね?
あれは家を建ててあげて、そこに他人が住んでいるというものだと思うんだけど、
その場合の土地の評価は変わってくるの?」
「さっきの借地や借家について、ちょっとだけ評価額が下がるってことだったんだけど、
それはつまり人が住んでいたりすると評価が下がるってことなの?
例えば、住まいに使っていた宅地だと評価は変わってくるの?」
土地は地目によって評価方法がわかれているんだ。
今回は宅地の評価方法を見ていくよ。
宅地の評価方法には、路線価方式と倍率方式の二つがあるんだ。
どこがどの方式なのかは国税庁によってきちんと決められているんだ。・路線価方式 市街地にある宅地についての評価
・倍率方式 郊外地にある宅地についての評価