静岡不動産相続センターキャラクターふじくん

はじめに

はじめまして、不動産相続センターの中戸川豊と申します。
まず、なぜ私がこのお仕事をさせていたくようになった理由をお伝えしたいと思います。
私の実家は、古くから続く建材店ではありましたが、工務店さんが減っていく中で、会社の売り上げの減少を父が個人の土地を担保にした財テクでカバーをしていました。事業を継ぐため、東京の不動産会社を退職し帰省した私は、決算書を見せられ青くなったことを今でも思い出します。
さて、数年たってリフォームなどで、事業を立て直しつつある最中、父が無保険であることに気づき、加入のため病院に行ってもらうことになりました。病院に行った日の夕方、担当医から家族に集まってほしいとの電話・・・。
余命2ヶ月の末期癌でした。

それから1年、父の寿命はありましたが、相続税対策をしようにも癌の告知のため一切相続対策は取れませんでした。また病気の進行が進み、あるはずのない土地や財産を分けるとの妄言やボケなどが原因で、父の死後、家族・姉との確執が始まりました。

そして、父の会社が父の土地を担保に多額の借り入れをしていたため、土地と会社が分けられない中、相続人の中には会社の借金は借金という人もいて、精神的にも経済的にも追い詰められていました。 幸い、私の個人創業した会社が事業で成功し、借金も返せ、代償分割・二次相続も終えることができました。
さて、日本ではほとんどの方が資産・財産を不動産という形でお持ちになっていらっしゃいます。不動産という商いをずっとしてきたのに、自分のこととなりますと、父に土地の相続対策を言い出すことが結果としてできず、妻や子、会社にも大変な迷惑をかけたことが悔やまれます。運よく、私は自分の会社のおかげで救われましたが、万一父の会社のみを継いで経営していたらと思うと・・・。
それから、私のように相続で悩む会社の後継者・長男など、相続の主体者を少しでも助けたいということが私のライフワークになっています。私のそんな状況や経緯を知っている2代目経営者や知人から個人的に相談を受け、アドバイスをすることも多くなっていました。
そして今回、このサイトによって一人でも不動産相続対策を早めにしていただいて、争族のない仲のよい幸せな家族を一家族でも多くしていきたいと思っています。